肯定的な人間観

肯定的な人間観

ほっぺ保育園さまでの研修が始まりました。

「人を育てる」ことに並々ならぬ情熱をもつ私にとって。

同じことに向き合う方々と過ごす時間は、とても心地よい。

100人いれば、100通りの価値観があり、

それぞれが抱く「正しさ」は異なる。

だからこそ、組織にとっての「正しさ」を定義する必要がある。

子どもたちを一人の人間として尊重し、

「らしさ」を大事に、周りの人を信頼できるように育てる。

大きくなったときに、誰からも愛されるよう

しっかりと挨拶や返事ができる子に育てる。

保育のプロとしての覚悟をもって

子どもたちに接する。

子ども中心の保育。

そこに共感して集う先生方との対話の時間は、

その意見を聴いている私の方が、何だか嬉しかった。

子どもたちの「したいこと」に丁寧に寄り添う。

言葉で言うのは簡単だが、それを実践する労力は計り知れない。

でも、あえてそれを選択するほっぺ保育園さんのあり方が、とても好きだ。

人への信頼や尊敬、思いやり、感謝の気持ちなど

肯定的な人間観こそが人を育てる上で必要なことであり。

「今は」できなくても、絶対できるようになる、

そう信じ切ってくれる人が現れたときに人は変わる。

人を100%「信じる」ことは、実はとても難しい。

裏切られるかもしれない、痛い目にあうかもしれない、照れくさい、

もちろん傷つくこともある。

それでもなお、自分を信じ、相手を信じる。

そうして生まれた絆は、何よりも自分を強く大きく変えてくれる。

そんな信頼関係で結ばれた組織づくりを。

これからも愚直に提案し続けていきたい。