魚津社寺工務店様の人事評価制度構築に関わらせていただいていますが、
人事評価の項目を言語化するところに、かなりの時間をかけています。
項目自体は、厚生労働省がモデル評価シート、モデルカリキュラムを
業種別にかなり詳細に出してくれているので、
自社で作成する際はこちらをご参考にしていただくといいです。
私は金融業以外で働いたことがないので、これはよく見ています。
ただ、これをそのまま持ってきて使ってみると色々気づくことがあり。
その気づきが何より大事だと。
ここで言語化した項目は評価だけではなく、育成に、そして採用に繋がる元となります。
そのため、具体的に定義したくてNGワードがたくさん。
企画する、推進する、意識する、図る、努める、丁寧に、工夫する 等々
曖昧な言葉は全て置き換える。
評価項目は部下との約束。
できたのか、できていないのか判断できる約束がなければ、褒めることも叱ることもできない。
理屈だけで人は動かない。思いだけでも人は動かない。
人をめぐる問題の処理には「近道」も「奇策」もない。
人を育て、活かすための道具としての人事評価を。
試行錯誤しながら愚直に改善し続ける。
100%の制度はないけれど、続ければ本物になる。
本物は続く。
経営理念である「素直に、明るく、みんな仲良く、お客様のために仕事をしよう」
これを実現するためにはどうしたら?
会社の哲学が見えるこの仕事が、とても好きです。
そして、こちらの動画。
昨年若手社員研修の中で、若手の定着率をアップするための施策として考えた取組みの一つ。
自分たちで企画し、出演。
飾ることなく、リアルな日常を動画にしています。
宮大工を目指す方々に届くといいな。