ほっぺ保育園さまにて、ワークショップ。
私はもともと教育学部出身なので。
幼少期に子どもに与える「声がけ」の影響が、
その子のその後の人生に、どれほど大きく影響するか知っている。
自己肯定感、
「自分が自分であって大丈夫」
のベースをつくる要素に、親の言葉や態度がどれほど作用するか。
わかっていても、我が子となると目の前のことに一杯一杯で
なかなか思い通りの穏やかな子育てができない。
だからこそ、こうして保育のプロである保育士さんが
「自己肯定感」と「個性」という目に見えないスキルを伸ばすための保育を
徹底して行なってくださることに、心から安心する。
人は優しさを与えて貰えば、
人に優しくでき。
人に丁寧に扱ってもらえれば
人を丁寧に扱うことができ。
人に感情や想いを受け止めてもらうことで、
人の感情や想いを受け止めることができる。
たくさん褒めてくれて
自分の好きなことを自由にさせてくれて
でも何かあれば支えてくれて。
そんな親や保育士さんの温かい関わりが
誰にでも優しくできる人間を育てる。
人が強くしなやかに生きていけるよう
子どもたちの心の根っこを育てることの価値は計り知れない。
生まれたばかりのときの自己肯定感をそのままに。
必要のない否定を受け取り、
自分の価値を見失う人がいないような。
そんな温かい社会を。